忘れやすい日々のための映画ブログ

忘れっぽいので、過ごした日々・趣味の時間を大切にしていきます。

すごいけど、すごく感じない/ターミネーター ニューフェイト

公開初日に行ってきました。

 

チケットを購入するにあたって「ターミネーターの続編には期待してはいけないんだ。だって・・・」という気持ちと、「いやリンダハミルトン出ているし、期待しても良い」という気持ちがない交ぜになりながらも、ジェームズキャメロンも製作総指揮だし(期待して良いだろう)ということでチケットを買った。

 

ここまで迷うのは過去作を超えた続編はEnd of シリーズ、そしてこのT2くらいだと思うからだ。事実T2以降のターミネーター作品を全て観てきたが、超えてはこなかった。

 

劇場ではビールを買いたかったけど、ビールを飲んでしまっていいのだろうか。作り手に真摯に向き合わないといけないんじゃないか、などという脳内会話を終え、ビールを購入せずに館内にチェックイン。

右側後方に陣取り、長ったらしい広告とワクワクを煽る予告が終わると本編がスタート。

 

上映が終わる。なんとも言えない気持ちになる。

ネタバレになるので詳細は書かない。

簡単にいうと、すごいんだけど、すごく感じないのだ。アクションもド派手だし、伏線も貼ってあるし、クスッと笑える要素もある。ただ、どこかで観たような内容で、ターミネーターである必要がないというか、なんで作ったのだろうか、という気持ちになってしまった。

 

帰りのトイレで「やっぱT2がすごすぎたんだよね」と私より20歳くらい上のおじさん同士が話をしていた。確かにT2がすごすぎたのかもしれない。

私はふと、なぜキャメロンは制作に関わったのだろうか。という疑問を抱いた。

彼はこれで納得したのだろうか。