忘れやすい日々のための映画ブログ

忘れっぽいので、過ごした日々・趣味の時間を大切にしていきます。

信頼関係の映画/ハンターキラー潜航せよ

レイトショーで鑑賞。客層は20代と40代後半の会社帰りと思しきカップル。

50代夫婦、50代男性3名、私の合計8名。

 

結論から言うとこれは信頼の映画である。

信頼関係がひたすら築かれる様、築かれた信頼関係に助けられる様を120分間、

中弛みなく、2回も前のめりになりながら、楽しめる良作だ。

 

「そこは音だけが見える戦場」というキャッチコピーがめちゃかっこいいし、

海外版のも「START A BATTLE TO WIN A WAR」って書いてあったので、戦闘押しの展開を想像させている。が、映画の焦点がそこじゃなかったと感じた。

ハンターキラー潜航せよ

ハンターキラー潜航せよ



ストーリーは簡潔で、ロシアの悪い奴をアメリカの良い海軍とロシアの良い海軍が協力して倒す、というもの。

攻撃型原子力潜水艦ハンターキラー×ネイビーシールズが強力タッグ
呼吸音すら命取りの深海で、ミッションを遂行せよ。
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。(公式サイトより)

「そんなS級の技、本当にできるのかよ??」と、思わずツッコミたくなるシーンはいくつかあるわけだが、それでも最後は目頭が熱くなる「信頼関係」を観ることができる。

派手な爆発も銃撃もあるわけだが、信頼関係を築くための1対1の対峙シーンがそれなりに多い。

副長と艦長、特殊部隊の隊長と新人、NSA職員と統合参謀本部少佐、アメリカとロシアの艦長同士・・・。

状況が状況だけにほぼ全員思ったことを口にするが、これがまた無駄がなくて良い。信頼を築くにはお互いに腹を割って話をするのが大切だと言うことだろう。と勝手に思った。

ドンパチだけじゃない、信頼の映画が「ハンターキラー潜航せよ」の正体。