忘れやすい日々のための映画ブログ

忘れっぽいので、過ごした日々・趣味の時間を大切にしていきます。

筋トレをして気がついた事実と結果

2015年7月頃から筋トレを始めて8ヶ月が経過した。

ここで備忘録として、諸々を書き記したいと思います。

 

▼始めたきっかけ

筋トレを始めたきっかけは大阪マラソン2015に誘われたことです。

走るのは大の苦手だけど、

・せっかく誘ってもらったし、

・身体的な苦行には免疫があることに加え、

・ちょうど糖質制限ダイエットで体重を10kgほど落としたころだった

ので走れるだろうと、有り難くお誘いに乗ることに。

 

そして通っていたジムのイケメンお兄さんからの

長距離を走るのには上半身下半身のバランスとそして筋トレが大切ですよ♪

という一言で筋トレを開始。

このお兄さんが「この前、朝起きたら急に走りたくなって、友達を誘って60km走ったんですよ。本当は往復100km走るはずだったんですけど、友達がばてたので帰りは電車にしました」とさらっととんでもないことを言う実績のある方で説得力があったのも拍車を掛けました。

 

▼環境は大切

当時は週のうちほとんどが出張で、長いときには2週間出ずっぱりという日々でしたが、運の良いことに

・出張先(仙台)&自宅(盛岡)付近に同屋号のジムがあり、

・しかも出張先オフィス(というより駐在所)&自宅から近く、

・会社の加入している健康保険証でビジターで半額利用が可能

すべて重要な要素ですが、特に3番目は定額を支払う必要がなく、

「ああ、今日もジムに行けなかった! お金の無駄!」と感じやすい自分にとっては大切な要素でした。

 

▼通い方と継続の仕方

平日2回、週末に1回と筋トレをする日々。

毎週就業時間に一度オフィスを抜け、筋トレをしてオフィスに戻る(みなし残業の仕事だったので出来ました)。

また絶対サボらないように、ホテルもジムの前に変更。

 

この動きに周囲はどん引きしており、「よくそんなに続けられるな」と言われていましたが、継続の秘訣は「今日はやめよう」と思った日に行ってみることだと思っています。

海外出張帰りにみんな新幹線乗り継ぎで盛岡に帰ろうとする中、ひとり仙台で降りて、

筋トレをしてから盛岡に帰る。これをすると頑張った自分を裏切れなくなる。

裏切れない日々を積み重ねると勝手に続く、というわけです。

 

▼フィードバックの重要性~筋トレはひとりでやることなかれ~

最初はマシン中心で筋トレしていました。

というより、フリーウェイト(ベンチプレスとか)がわからず、

上級者のテリトリーだと思い込んでいて怖かっただけです。

(実際ムキムキの怖い人が「シーッ!」と呼吸しながら、筋トレやっているので怖かった)

 

定期的にジムの体組成計(家庭用よりも細かい数値がでるやつ)で筋肉量を測っていたのですが、3ヶ月過ぎたあたりから数字が伸びなくなりました。

後日、会社のセンパイに「筋肉増えないんですよね」と言うと、

頑張る方向間違ってんじゃないの?」と。

そうだ。これは仕事と同じで結果がでなければただの自己満足だと思い、

2015年12月末に急遽、パーソナルトレーニングを申し込みました。

1回60分で約6,500円と割高感があるのですが、受けて良かったというのが感想です。

良かった点は2つあります。

・フォームが矯正された

・フリーウェイトを教えてもらえた

特にフォームは右肩があがる癖があるようで、右肩を下げてやってみるといままで簡単に持ち上げられていた重さをあげることができなくなりました。

つまり本来鍛えるのとは関係ない筋肉で重りをあげており、鍛えるべき筋肉を使えていなかったということが判明しました。

 

また怖かったフリーウェイトも教えてもらえました。

基本的には全身を使うようになるので、全体的に鍛えられた感もあります。

終わった後は足がガックガクになり、高校の部活動を初めてやった日を思い出しました。

 

▼よく言われた言葉

筋トレを開始してから「お前はどこを目指しているのか?」と良く言われるようになりました。同じく筋トレしている職場の上司からは特に何度も問いかけされました。

「健康な身体です」というのが私の回答でした。

・私は基本的に出不精で、家でDVDをひたすら見続けられる人間であり、

・悲劇的にも太りやすい体質

・にもかかわらず「映画と言えばピザ!ハンバーガー!ポテチ!つまりジャンクフードでしょ!」という思考で間食してしまう

それを避けるには(健康な身体になるには)身体を動かすしかない、と。

そしてジムの人からも、読んだ筋肉本にも、

「筋肉はエネルギー消費が大きいから、鍛えると太りにくくなります」と書いてあったので、これは筋トレ続けるしかないなと思ったわけです。

 

でもだいたいは「うそー、モテたいんじゃないの?」と言われるので、

「モテたくない人はいないと思います」と回答しながらも、

「モテたいという願望が薄れてしまっている」ということに気がついて愕然としたことがありました。これに気づいたときには混乱しました。

あんなにモテたいと思っていたのに、自分に意識が集中しているのか?

俺はもう筋肉と仕事と映画にしか興味が持てなくなっているのか?

それともモテないから、ただ逃げに走っているだけ?

…未だに本当に自分がどこを目指しているのかはわかっていません。

 

そんなこんなで挑んだ大阪マラソンでしたが、筋トレは頑張るが、走るのをサボるという本末転倒となり、結果は30km近く歩いて、6時間かかりました、というオチです。