忘れやすい日々のための映画ブログ

忘れっぽいので、過ごした日々・趣味の時間を大切にしていきます。

NEWスパイ誕生?/キングスマン

スパイアクション映画っぽいのやるな、と気になっていた作品。
007の予告編とは違って結構コメディタッチぽいけど、と「アントマン」に続いて不安半分で鑑賞。

ジャンルはアクション(サスペンス?)。
ストーリーを一言で言えば、(実は才能豊かな)少年がスパイになって悪い組織相手に大暴れして、世界を救う話。
テイストで行けば、ピアース・ブロスナンの007、トム・クルーズのミッション・インポッシブルのノリに近い。「裏切りのサーカス」みたいに堅くない雰囲気、勧善懲悪な感じ。

 

▼ストーリー
ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。 (シネマトゥディ)

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以下ネタバレありつつ感想。

そこそこに楽しめたので文句はないが、設定に突っ込みどころが多い映画。
過去の任務で部下を死なせたハリーが、その部下の息子エグジーをキングスマン(所属組織)に迎えるわけだけど(そうしないと話が始まらないからね)、もうその時点でハリーって男は相当あたまがイカれているというのがよくわかった。

だって部下同様に息子まで死なせちゃうかもしれないじゃん! お前本当に自責の念にかられてたのか? 考えた挙句の結論? それとも普通の人間にはない精神をもっていることの裏付け?(真っ当に育つように草葉の影から見守るとかそういうこともできるだろうし)。

とにかく相当なぶっ飛び設定。過去の偉人たちの遺産で作られた準政府組織。
なぜか18歳以下っぽい子供を戦闘員に育てる。調達してきたほうが早くないか?

と考え出すときりがないほど突っ込みどころ満載なわけで、
突っ込むのは野暮な映画。

 

コリン・ファースのようにスーツの似合う男になりたい。