忘れやすい日々のための映画ブログ

忘れっぽいので、過ごした日々・趣味の時間を大切にしていきます。

怒り/信じる=向き合うことの難しさ(ネタバレあり)

「悪人」の内容がドハマリしたこともあり、非常に期待していた作品。

 

以下あらすじ。

吉田修一の原作を映画化した「悪人」で国内外で高い評価を得た李相日監督が、再び吉田原作の小説を映画化した群像ミステリードラマ。名実ともに日本を代表する名優・渡辺謙を主演に、森山未來松山ケンイチ広瀬すず綾野剛宮崎あおい妻夫木聡と日本映画界トップクラスの俳優たちが共演。犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが……。(映画.com)

www.youtube.com

 

結論、良い。泣いた(たぶんラスト20分)。

 

デート用かと言えばそうでないとも言えるし、そうだとも言える。

楽しさを求めるのであればオススメできないが、内容について議論が出来る相手であれば非常にオススメ出来る作品。

 

キャストの演技力の凄まじさは言うまでもなく一級品です。 

 

 

以下ネタバレ感想です。

 

 

 

 

この作品の言いたかったことは、(愛する人でさえも)信頼する=向き合うって難しい、ということかなと。

信じても救われないことがほとんど。けれど、信じることでしか救われない、ということ。

そして信じられなかったとき、裏切られたときの感情は怒りとして自分の中に生まれるということなのかと。

 

この作品は家族、恋人、友人という自分の身の回りの信頼を揺さぶってくる。

 

本編は以下3つのストーリーの入れ替わり展開で進行する。

千葉編=家族、恋人:渡辺謙宮崎あおい松山ケンイチ池脇千鶴

東京編=恋人:妻夫木聡綾野剛

沖縄編=友人:森山未來広瀬すず、佐久本宝

 

▼発端

八王子で夫婦が何者かに惨殺される。そして現場には「怒」の血文字が発見される。

犯人は見つかっておらず、モンタージュが公開される。その写真は松山ケンイチ綾野剛森山未來に見える。

物語の進行中に追加情報として、整形手術を施しているという情報が明かされる。

つまり誰が犯人でもおかしくない状態で観客は物語を観ることになる。

 

▼千葉編

元風俗店で働いていた宮崎あおい。その父親で漁師?の渡辺謙渡辺謙を手伝う素性不明の松山ケンイチ

同世代だからか、松山ケンイチと仲良くなる宮崎あおい。「一緒に住む」と娘は幸せそうに言う。

しかし渡辺謙は心のどこかで娘が幸せになれると信じていない。それを「自分の娘が幸せになれると思っていないでしょ」と池脇千鶴に指摘される。

同棲を始めた松山ケンイチ宮崎あおいを信じ、自分の過去を全て伝える。

それから少しして、八王子事件がテレビで流れる。

松山ケンイチ宮崎あおいに八王子の事件のことも知っているが、自分ではないと伝える。

でも結局、宮崎あおいは警察に通報する。信じきれなかった? 信じていたから通報した? わからない。

とにかく松山ケンイチは信じて、裏切られた。警察から松山ケンイチは犯人ではないと回答を受けた時、渡辺謙は崩れ落ち、宮崎あおいは壊れそうなほどに号泣(=信じられなかった自分への怒り?)する。

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※出典:映画.com(怒り : 作品情報 - 映画.com

数日後。松山ケンイチから1本の電話が来る。

「連絡するつもりはなかったんですけど」。

一度裏切られたのに、彼はまた信じることにしたのだ。

通報した直後、宮崎あおいは泣きながら「40万円。貯金全部を彼の鞄の中に入れたの」と渡辺謙に言う。それは彼への愛だったのだろうか。彼への愛=信頼が伝わったのだろうか。

新幹線で千葉に戻る道中、信じた者(松山ケンイチ)と、信じてもらえた者(宮崎あおい)、その2人の表情には安堵の色が窺えた。安堵とは信頼から生まれるものなのかなと感じた。

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※出典:映画.com(怒り : 作品情報 - 映画.com

 

▼東京編

妻夫木聡はゲイの集まる店で素性不明の綾野剛と出会う。出会いは強引なセックスから始まる。それから行くあてがないという綾野剛はなんとなく妻夫木家に一緒にいるようになる。

妻夫木は自信に満ちあふれており、ゲイであることを気にしないと言う。綾野剛はどちらかというとおとなしく自信なさげだ。

あるとき妻夫木が「俺お前のこと信じてないからね」というと、「信じてくれてありがとう」と綾野剛が答える。

その言葉に妻夫木は嬉しそうに笑う。

嬉しさからか、妻夫木は母親(恐らく唯一の肉親でホスピスで死を待っている)のところに綾野剛を連れていく。

自分の大切な家族に会わせる、という行為は信頼の現れだろう。

それからというもの、綾野剛は自分の母でもないのに妻夫木の母親の話し相手になってあげる。

信じてもらえたお返しだったのかもしれない。

結局、母親は最期を迎える。最期の場所には先に綾野剛がいた。

墓参りを終え、2人は一緒にお墓に入ろうか、という話をする。

「(ゲイの自分には)家族はもう出来ないだろうけど」と。それほどまでに妻夫木は綾野剛を信じていた。

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※出典:映画.com(怒り : 作品情報 - 映画.com

ほどなくして友人から妻夫木に「友人が泥棒に入られた。しかも2人。場所を知っての犯行だと思う」と電話が来る。

その電話を受けながら、綾野剛がカフェで妻夫木の知らない女性と話しているのを見かける。

その夜にそれとなく昼間いた場所のカマかけるが、綾野剛は嘘を言う。

堪えかねて「俺、女性といるの見たんだよね」と言うと、「なんでそんなカマかけるようなことするんだ」と言われてしまう。

確かそれからだったか、綾野剛がいなくなってしまう。

同時期に八王子事件がテレビで流れ、妻夫木は不安にかられ始める。

それでも帰ってこない綾野剛に電話をかけ続ける。何度掛けてもでない。ついに、ある日着信がくる。警察からだった※。

内容を聞かずに綾野剛が犯人だと思った妻夫木は電話しながら部屋を掃除し出し(指紋を拭き取る)、綾野剛のことは知らないと答える。

そう、彼は信じられなかった。自分の母親の最期に一緒に立ち会ってくれた恋人のことを信じられなかった。

お墓に一緒に入ろうとまで思えた相手のことを信じられなかった。

 

綾野剛がいなくなってほどなくして、妻夫木はカフェで綾野剛と一緒にいた女性を見かけ話しかける。

「彼を知りませんか? どこにいるか知りませんか?」といった内容のことを言葉にならないほどに焦って妻夫木は訊ねる。

「落ち着いてください。あなたのことは聞いていたわ。ゲイであることを隠そうとしないすごい人だって嬉しそうに話していた」

「彼とは孤児施設で育った兄妹のようなものだった。生まれつき心臓が悪くて、

薬で騙し騙しやってたけど。あなたに迷惑かけたくなかったんだと思う。最期はあなたの家の隣の公園で亡くなっていたの。彼らしいわ」と答える。

妻夫木は信じてくれた相手を信じきれなかった自分に対し、「なんで俺なんかを」と言いながら、何度も頭を振り号泣する。

そして心ここに在らずの状態で泣きながらカフェを後にする。彼には自分を信じてくれた人をもう一度信じるチャンスは残っていないのだ。その点で千葉編とは異なる結末。彼は悔やむだろう。でもこの先の人生は必ず人を信じるに違いない。命を懸けて信じることを教えてくれる人がいたのだから。

※警察は何度も着信のあった妻夫木に電話をかけていたのだろう。

 

 

▼沖縄編

広瀬すずは母親の都合(不倫?とかで男が変わるためいられなくなった)で本州から沖縄へ転校してくる。

同級生?の佐久本が運転する船で離島には移動してくる(遊びに来ていたのかな)。

その離島に森山未來がいる。廃墟となった家でバックパッカーとして生活していると彼は答える。

 

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※出典:映画.com(怒り : 作品情報 - 映画.com

あるとき、広瀬すずと佐久本は那覇へ遊びにいく。偶然森山未來と出会い、居酒屋で会話を楽しむ。

酔いつぶれた佐久本は広瀬すずが目を離した瞬間にいなくなってしまう。焦って後を追うが、米兵がたむろする場所に出てしまい、逃れるように公園へ行くが、後を追われており、レイプされてしまう。

佐久本はその場所にいたが動けないでいた。助けられなかった。

「ポリース、ポリース!」と誰かが叫び、広瀬すずは解放されるが、時既に遅し。

警察を呼ぼうとする佐久本に彼女は「誰にも言わないで」と懇願する。

佐久本は後日離島に行き、森山未來にそれとなく話をする。そして森山未來が佐久本の実家である旅館?で住み込みで働き始める。

自責の念に駆られていた佐久本は話を置き換え、森山未來に話をする。「俺は味方だからな」と森山未來は答える。

数日後、お客のバッグを放り投げている森山未來を佐久本が見つける。

「納得いかないことがあって」と森山未來は言う。「俺も広瀬すずがレイプされているところを見ていた」と言う。

「怖くて動けなかった。ポリースと叫ぶしかできなかった」と。俺もお前と一緒だと。佐久本は彼を信頼する。

 

その後、なぜか森山未來は夜中に暴れ、旅館をめちゃくちゃにして、離島へ逃げる。場所を知っていた佐久本は後を追う。

ハサミで顔を切ろうとしている森山未來。部屋には「怒」の文字。

佐久本に対し森山未來はレイプの現場を見ていたが、自分は楽しんでいたと答える。そう、彼は助けようとなんかしていなかった。

佐久本は裏切られた気持ちになり、怒りから森山未來をハサミで刺し殺す。

広瀬すずは後日そのことを知る。信じた人に裏切られ、助けようとした人は警察に捕まってしまう。怒りは怒りしか生まないのかもしれない。彼女はやりきれない怒りを海に向かって叫ぶ。

 

▼感じたこと

「よく簡単に人を信じられるな」と佐久本に対して森山未來が言っていた。

この発言から、彼は人を信用できないことがわかる。信じると裏切られる、という世界に生きて来たのかもしれない。

社会との接点がなく(実際独り言を家中に書きなぐっていた)、信じるということを知らなかったのかもしれない。

 

しかし松山ケンイチも、綾野剛も辛い人生を歩んで来た。彼らは逃げることなく、自分に向き合い、相手に向き合った。森山未來は自分にも相手にも向き合えなかった。

「弱かった」で片付けていいものなのかわからない。でも信じた松山ケンイチ綾野剛は強かったと思わずにいられない。

裏切られても、疑われても、相手を信じた行動をとった。そしてそれは裏切ったものに、残されたものたちを救うだろう。時間はかかるかもしれないが、確実に。

久々のTOEICとオンライン英会話の効力

ベトナムの本編を書くのを怠り、放置してだいぶ経ってしまった。

こういうのは書きたいときに書いておかないとダメだ、ということで、

TOEIC受験を久々にしたので書いておきます。

 

TOEICを最後に受けたのが今から5年前の2011年の1月頃。そのときの結果は630点。

なぜ受けようと思っていたのかは覚えていない(転職しようとしてたのか)。

 

今回受けようと思った理由は今の自分のレベルを知りたかったから。

4月に福岡に来て、5月にSlush Asiaというスタートアップイベントへ参加したときのこと。

英語対応できる同僚2名と私はあるブースにいたところ、2人が外国人につかまっているあいだに、

別な外人が私のところへやってきた。。。すかさず「I'm not good at speaking English(私英語ダメでーす)」と逃げると、

「は? じゃなんでお前ここにいるの?」みたいな顔をされてしまう。

そりゃそうだよなと、惨めな思いをしたのが、英語やんなきゃと思ったきっかけ。

 

で、そこからオンライン英会話を探し、DMMとレアジョブを無料体験。

レアジョブのほうで話しやすい先生を見つけたので開始することに。

同時並行でDMM提供のi Knowをスタートする(確か年間契約すると月額980円くらい)。

eikaiwa.dmm.com

 

これはDMM英会話を取ると無料なので、DMMのほうがお得かも(レアジョブにこの手のサービスはない)。

 

5月31日にレアジョブ入会。毎日25分コツコツ話す。

フリートークと教材を選べる。私は教材をチョイス。

レベルは中級を勧められたけど、初級から始めることに。

 

先生によって質は結構変わっていて、ざっくり以下の感じ。

・愛想がなくて適当にやるやつ

・めちゃ丁寧な人(一言一句書いてより良い言葉を教えてくれる)

・話すのが楽しい人

 

僕は続けるには楽しくないとダメだということで、

話すのが楽しい人をチョイス

で、2ヶ月弱レアジョブでスピーキングとリスニングを強化。

というかほぼこれとi Knowだけ。

 

そして、試験直前5日前から、以下をやり、

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ : TEX加藤 : 本 : 単語・熟語 : Amazon.co.jp

 

前日に以下を実施。

TOEIC TEST 模試特急 新形式対策 : 森田 鉄也, Karl Rosvold : 本 : 模試・問題集 : Amazon.co.jp

 

で、当日。

リスニングは最初は簡単な問題のはずなのに、意外と聞き取れなくてテンションが下がる。リーディングは時間切れで20問くらい解けずに終了。。。。

 

3週間後にオンラインで結果が来る。

全く期待せずに開くと、なんと775点。

内訳は以下。

リスニング425点/495点。リーディング350点/495点。

やっぱりリーディングが悪かった。これは文章を読む訓練をしていないからあたりまえではあるが。。。

 

ともあれ、意外な結果にテンションがあがる。

でも聞けるのと話せるのは別問題なので、今度は9月4日にTOEICスピーキング&ライティングを受けてきます。

※最近では台湾人と英語で3時間話せるまでになった(相手が分かりやすい英語を使ってくれるからだけど)り、TOEICもそこそこ点が取れたりで、オンライン英会話恐るべし。毎日続けることが大切だと痛感しました。

2回目:ベトナム旅行備忘録〜通信機器レンタル編〜

▼海外用の携帯Wi-Fiはいるのか。

結論から行くと、なくても良いです。

ニャチャンで宿泊した&友人が宿泊したホテルには、Wi-Fiが設置されており快適でした。恐らくほとんどのホテルにWi-Fiがあるようです。

よってホテル内であらかじめ行きたい場所などをスクリーンショットしておけば、

困らないと思います。

 

ただし、外で頻繁に調べ物をする方は、当然あった方が良いです。

 

ちなみに私はグローバルWi-Fiから申し込みましたが、

申し込みは諸々の割引がつく価格コムからがお得なようです。

townwifi.com

kakaku.com

 

Wi-Fiの費用は6日間で、

グローバルWi-Fiへ直接申し込みだと、データ端末通信で4,020円。受け取り手数用で500円、の合計4,520円。

価格コム経由だと合計3,360円と1,160円ほどお得だったようです。

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またSIMフリー携帯を持参して、現地で3GBのSIMカードを購入している友人もいました。

価格は確か700円くらいと言っていたので、端末代金を除けばこれが最も格安です。

空港にSIMが売っているのですぐ手に入ります。

私は6日間の通信データが300MB程度の利用だったので、3GBもあれば十分です。

 

またベトナムは電源の変圧器は不要でした。

友人が直接さしていましたが、問題なく充電できていたようです。

 

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準備には何かとお金が掛かりますが、こういったところでコストを抑えられると知りました。

1回目:ベトナム旅行備忘録〜チケット確保編〜

6月23日から28日までの6日間、友人の結婚式でベトナムのニャチャンへ行って来たので備忘録を書きたいと思う。

 

今回お伝えしたいことは、

必ずパスポート名を確認した上で、航空チケット取得をする、ということです。

 

▼日程確保編

今回は大学のサークルメンバーの結婚式@ベトナムのニャチャンということで、

・皆で3ヶ月くらい前からチケットや宿の確保についてメッセンジャーでやり取り。

・女性陣に海外旅行に強い方がいて、エクスペディアを利用していたので、みなそれに倣う。

・ただし自分は今年部署異動しており、航空券の取得が1ヶ月前になっていたことと、

・福岡発のため、東京在住の皆と同じ便を取る訳にはいかない。

 

週末だけ行って帰ってこようと考えており、かつベトナムまでは直行便がいいなー、

と探していたが、見当たらない。

結婚式が25日だったので、週末の3日間(24~26日)だけ行こうとするが、ほとんど中国や韓国などで乗り継ぎ20時間の飛行機ばかり。

どうやら週に1本程度しか福岡への直行便はない模様。

 

そうするとほぼ1週間休みになってしまう。

 

入社してから年末年始以外で1週間も休みを取ったことがなかったので、

かなり抵抗があったが、一応新職場の上司に相談。

すると「去年はみんな有給を全取得したし、全然OK」ということだったので、お言葉に甘えることに。

 

 

▼大失態のチケット確保編~エクスペディア~

 

ベトナム航空の福岡ーベトナム(ニャチャン)間の往復航空券は45,000円と福岡ー仙台間とほぼ同じくらいの価格。安さに驚く。

みなが3ヶ月前に確保していたのに、自分は直前ということで慌ててエクスペディアで確保。

 

しかしこれが良くなかった。

 

自分の名字は「佐藤」なのだが、この場合ローマ字にすると2種類ある。

・SATOH(会社のメルアド)

・SATO(パスポート記載)

 

そしてこともあろうか、チケット取得の際に会社のメルアドのほうで記載をして購入をしてしまう。

間違っていればキャンセルすればいい、くらいの温度感で考えていた。しかしこれが間違いだった。

 

そしてこのとき犯したミスは名前間違えだけではなかった

。夜中にチケット予約をしていたのだ。

 

翌朝、名前を間違っているのではと気になってパスポートを見ると「SATO」での記載。やらかしたと思い、キャンセルしようとするがキャンセルボタンがない。

 

エクスペディアに電話。

すると「確かに間違ってますね。海外ではパスポート表記の文字しかみないので、文字が違っていると入国できない可能性が非常に高いです」ということだったので、変更を依頼。

ベトナム航空に確認の上、メールでご返信します」とのことだったので、返信を待っていると、意外にすぐ返信が。

ベトナム航空の返答としては変更は出来ない。キャンセルを頂くことになる」との返信。

返金はどうなるのかと思い、エクスペディアに電話すると「返金ですね。確認します」。

そして数分の後に「返金もできないようです」と返答。

 

ベトナム航空だけ返金しないのか、他の航空会社はどうなのかを聞いてみると、

どうやらJALなど一部の日本企業しか名前の変更というのは受け付けていないとの返答だった。

 

このままでは45,000円が無駄に。そうならない方法はないものか。ここでひとつ思いつく。

パスポート名を変更したほうが安いのでは? と思い、

一旦エクスペディアにそのままにしておいてくれと伝え、

福岡県パスポートセンターへ電話。

理由を伝えると「言っていることはわかる。パスポート名を変えるのは可能。ただし名前を変更するには外務省の審議が必要になるので2週間から1ヶ月ほど時間がかかります。そして必ず変更できる訳ではなく、それ相応の理由が必要で、今回の事案がその理由になるかはわからない」とのこと。要は、出来ないという返答だった。

 

万事休すである。

 

エクスペディアに再び連絡し、航空券およびホテル等の全てを一旦キャンセル。

幸いにもホテルは無料でキャンセルが出来た。

ついでにエクスペディアの担当者へこういった記載ミスをした場合には、キャンセルは出来ないのか聞いてみると、

「朝にチケットを確保した場合、夜の21時?くらいまではチケット確定がされないので、エクスペディア側でキャンセルが可能」と返答があった。今回は夜にチケット確保しており、夜中の間に確定されてしまったいたようだった。

 

つづく。。。

 

以下エクスペディアのキャンセルに関わるQ&Aのページです。

カスタマーサービス

手続きの流れ

  • 海外ツアーの予約全体またはその一部を変更またはキャンセルするには、エクスペディアまでお問い合わせください。 午前7:00 - 深夜0:00、年中無休にてご対応しております。なお、ご連絡の際は旅程番号をご用意ください。
  • エクスペディアが変更手数料 / キャンセル料を請求することはありませんが、ホテルまたは航空会社の要求するキャンセル料のお支払いを、お客様にお願いする場合があります。
  • フライトの変更は、元の予約と同じ旅行者、同じ航空会社の場合にのみ行えます。
  • 返金については、「ツアーの予約に対する返金」をご参照ください。

 

筋トレをして気がついた事実と結果

2015年7月頃から筋トレを始めて8ヶ月が経過した。

ここで備忘録として、諸々を書き記したいと思います。

 

▼始めたきっかけ

筋トレを始めたきっかけは大阪マラソン2015に誘われたことです。

走るのは大の苦手だけど、

・せっかく誘ってもらったし、

・身体的な苦行には免疫があることに加え、

・ちょうど糖質制限ダイエットで体重を10kgほど落としたころだった

ので走れるだろうと、有り難くお誘いに乗ることに。

 

そして通っていたジムのイケメンお兄さんからの

長距離を走るのには上半身下半身のバランスとそして筋トレが大切ですよ♪

という一言で筋トレを開始。

このお兄さんが「この前、朝起きたら急に走りたくなって、友達を誘って60km走ったんですよ。本当は往復100km走るはずだったんですけど、友達がばてたので帰りは電車にしました」とさらっととんでもないことを言う実績のある方で説得力があったのも拍車を掛けました。

 

▼環境は大切

当時は週のうちほとんどが出張で、長いときには2週間出ずっぱりという日々でしたが、運の良いことに

・出張先(仙台)&自宅(盛岡)付近に同屋号のジムがあり、

・しかも出張先オフィス(というより駐在所)&自宅から近く、

・会社の加入している健康保険証でビジターで半額利用が可能

すべて重要な要素ですが、特に3番目は定額を支払う必要がなく、

「ああ、今日もジムに行けなかった! お金の無駄!」と感じやすい自分にとっては大切な要素でした。

 

▼通い方と継続の仕方

平日2回、週末に1回と筋トレをする日々。

毎週就業時間に一度オフィスを抜け、筋トレをしてオフィスに戻る(みなし残業の仕事だったので出来ました)。

また絶対サボらないように、ホテルもジムの前に変更。

 

この動きに周囲はどん引きしており、「よくそんなに続けられるな」と言われていましたが、継続の秘訣は「今日はやめよう」と思った日に行ってみることだと思っています。

海外出張帰りにみんな新幹線乗り継ぎで盛岡に帰ろうとする中、ひとり仙台で降りて、

筋トレをしてから盛岡に帰る。これをすると頑張った自分を裏切れなくなる。

裏切れない日々を積み重ねると勝手に続く、というわけです。

 

▼フィードバックの重要性~筋トレはひとりでやることなかれ~

最初はマシン中心で筋トレしていました。

というより、フリーウェイト(ベンチプレスとか)がわからず、

上級者のテリトリーだと思い込んでいて怖かっただけです。

(実際ムキムキの怖い人が「シーッ!」と呼吸しながら、筋トレやっているので怖かった)

 

定期的にジムの体組成計(家庭用よりも細かい数値がでるやつ)で筋肉量を測っていたのですが、3ヶ月過ぎたあたりから数字が伸びなくなりました。

後日、会社のセンパイに「筋肉増えないんですよね」と言うと、

頑張る方向間違ってんじゃないの?」と。

そうだ。これは仕事と同じで結果がでなければただの自己満足だと思い、

2015年12月末に急遽、パーソナルトレーニングを申し込みました。

1回60分で約6,500円と割高感があるのですが、受けて良かったというのが感想です。

良かった点は2つあります。

・フォームが矯正された

・フリーウェイトを教えてもらえた

特にフォームは右肩があがる癖があるようで、右肩を下げてやってみるといままで簡単に持ち上げられていた重さをあげることができなくなりました。

つまり本来鍛えるのとは関係ない筋肉で重りをあげており、鍛えるべき筋肉を使えていなかったということが判明しました。

 

また怖かったフリーウェイトも教えてもらえました。

基本的には全身を使うようになるので、全体的に鍛えられた感もあります。

終わった後は足がガックガクになり、高校の部活動を初めてやった日を思い出しました。

 

▼よく言われた言葉

筋トレを開始してから「お前はどこを目指しているのか?」と良く言われるようになりました。同じく筋トレしている職場の上司からは特に何度も問いかけされました。

「健康な身体です」というのが私の回答でした。

・私は基本的に出不精で、家でDVDをひたすら見続けられる人間であり、

・悲劇的にも太りやすい体質

・にもかかわらず「映画と言えばピザ!ハンバーガー!ポテチ!つまりジャンクフードでしょ!」という思考で間食してしまう

それを避けるには(健康な身体になるには)身体を動かすしかない、と。

そしてジムの人からも、読んだ筋肉本にも、

「筋肉はエネルギー消費が大きいから、鍛えると太りにくくなります」と書いてあったので、これは筋トレ続けるしかないなと思ったわけです。

 

でもだいたいは「うそー、モテたいんじゃないの?」と言われるので、

「モテたくない人はいないと思います」と回答しながらも、

「モテたいという願望が薄れてしまっている」ということに気がついて愕然としたことがありました。これに気づいたときには混乱しました。

あんなにモテたいと思っていたのに、自分に意識が集中しているのか?

俺はもう筋肉と仕事と映画にしか興味が持てなくなっているのか?

それともモテないから、ただ逃げに走っているだけ?

…未だに本当に自分がどこを目指しているのかはわかっていません。

 

そんなこんなで挑んだ大阪マラソンでしたが、筋トレは頑張るが、走るのをサボるという本末転倒となり、結果は30km近く歩いて、6時間かかりました、というオチです。

重さと軽さと強引さ/キャプテンアメリカ・シビルウォー

観るか観まいか迷った。4回も。

判断材料に使っている映画.comの評価が4点を超えていた(5月10日時点)ので、

レイトショー@天神ソラリアで鑑賞(1,400円)。

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キャプテンアメリカとアイアンマンが対峙しているポスターの通り、

アベンジャーズが二分される展開。

 

結論、うーん、3点(5点満点中)。

 

注意点としてはアイアンマン、アベンジャーズ、アントマンスパイダーマンなどの

関連作を観ておかないと楽しめない、ということ。

特にアベンジャーズは過去作全部観ておかないと、「?」があたまを駆け巡る。

 

以下ネタバレ感想。

この映画を「ダークナイト」足らしめなかったのは、その強引さ、だと思う。

①アイアンマンとキャプテンアメリカはアベンジャーズのあり方について意見が対立。

アベンジャーズは国連の管理下に置かれる、という趣旨の協定が結ばれるという話がでる。すでに100カ国以上が賛成しており、アベンジャーズにも賛同が求められる。

 

ここで意見がわかれる。

 

アイアンマンの主張国連というきちんとした組織の管理下で必要に応じて出動すべき

上記に至った経緯→息子を失った女性官僚からの批判、自分の彼女からの批判

 

キャプテンアメリカの主張国連の管理下では身動きが取れなくなる。手遅れになる。

上記に至った経緯→ペギーの葬式での信念の話

 

アイアンマンの主張もわかるし、キャプテンアメリカの主張もわかる。

しかしここで確かアイアンマンが「アベンジャーズが出て来てから、出てくる敵のレベルもあがった」的な発言がでる。

つまり、アベンジャーズが世界を守るとそれ以上の力を持ったモノたちが登場して、

いたちごっこの破壊行為で地球がダメになってしまう。だから、いないほうが良いという意味合いである。

これはめちゃくちゃな話だが、彼らの住む世界では事実なのかもしれない。

 

どちらかというと、問題はアベンジャーズは国連の管理下に置かれるべきという話に、

議論の余地がなく、彼らの功績<彼らの破壊行為と世界が考えているということ。

事実、100カ国以上が賛同している、ということである。

アベンジャーズは敬意や名誉を求めていた訳ではない、と思う。

ただ、与えられた力で世界を救わなければと思っているだけだ。

もちろん反省すべき点は多数あるだろう。民間人を巻き込みまくっているのだから。

でも議論の余地はなく、アイアンマンはどうでも良いような理由でキャプテンアメリカと対立する。

 

 

②アイアンマンの両親の死の真相

冒頭に仮想現実?で過去の記憶を映し出すシーンがでてくる。誰の過去かと言えばアイアンマン。

両親が出張に出かけて、事故で帰らぬ人になったという悲しいシーンである。

「こんな別れが出来れば良かったけど」と、きちんと見送りをしかなったことを後悔しているようだった。

 

これは伏線で後半に死亡理由が出てくる。

それはウィンターソルジャーによって殺されていた、というものだ。確かにこれは映画だが、あまりに強引ではないか、と思ってしまった。

・1991年の監視カメラ映像をどうやって見つけたんだよ。

・しかも農道みたいなところになんでカメラがあったの?

という2つの疑問があたまを巡って興ざめ。

 

そしてここでもキャプテンアメリカとアイアンマンが対立する。

 

アイアンマンの主張:親を殺されて黙ってられるか。

 

キャプテンアメリカの主張:ウィンターソルジャーは洗脳されていたので、本来の彼ではない。過去は変えられない。

 

どちらの主張も分かる。しかしここでもほぼ議論の余地はない。

とはいえ「アリスのままで」のように『記憶がなければ本人ではないのか』という話になってしまうが。

とにかく、こんなことでいちいち仲違いしているような関係だったら、

アベンジャーズは存在しない方が良いのかもしれない。

対照的に同じく身内を殺されたブラックパンサーが大人に描かれている。

ラストはいい感じで終わらせようとしていたが、こんな組織解体すればええやん、本気でそう思ってしまった。

4月に観た映画/16本

4月は16本鑑賞。

 

江南ブルース(韓流)→江南地区再開発の金と権力と暴力の話。政治力って怖いなーと。

ヴィジット→ホラー。「シックセンス」のシャマラン映画を久々に鑑賞。途中でオチは読めても、最後まで持って行く力がすごい。

バクマン→オススメ! 邦画青春ドラマ。何かを作るってやっぱりかっこいい。あと、何かを作るのに仲間はやっぱり必要だなと再確認。

サバイバー→アクション。外務省?入国管理局職員?のミラジョボヴィッチがほぼ無双して、悪を追いつめる話。盛り上がり、設定ともに今ひとつ。

GONINサーガ→アクション。GONINを観てから観たるべき作品でした。

パパが遺した物語→ドラマ。父親を失った女の子の成長話。特に感動はない。

コインロッカーの女(韓流)→サスペンス。孤児の女の子がヤクザ?の女性親分に引き取られ、同じ仕事を通して成長して行く話。闇が深い。

365日のシンプルライフ→ドキュメンタリー。彼女に振られたのをきっかけに生活を見直し始めた主人公。荷物を倉庫に全部しまい、1日に1個だけ持ち出してOKというルールを設定。結果的にモノはそんなにいらない、という結論。モノで人生は作られていない、という話。

ミケランジェロプロジェクト→アクション。第2次世界大戦下、ナチスが盗んだ美術品を取り返した男たちの話。実話ベースだそうです。オーシャンズ11よりは好き。

グリーンインフェルノ→ホラー(グロ)。イーライロス監督作品。どこかの国の再開発=自然破壊を阻止しようとした学生団体に降り掛かる恐怖を描いた作品。

ちょっとした食人族テイストな映画。続編が出てきそうなラストは秀逸。

 

▼劇場

マネーショート 華麗なる大逆転→ドラマ。リーマンショック前、金融屋のほとんど誰もが自分が何を売っているのか理解していなかった。ある一部の人を除いてはという話。その一部の人たちの動向を追った作品。自分がどんなものを取り扱っているのか、それがどう社会に影響するのかを知らないで商売してはアカンよ、という。

バットマンvsスーパーマン→アクション。バットマンもスーパーマンも仲良くしなきゃー、と思っていたら一緒に戦っていた。

アイアムアヒーロー→SFアクション。漫画完結してから3部作くらいでやっても良いと思う。

 

▼海外TV

ストレイン 沈黙のエクリプスシーズン1→SF。 

ストレイン 沈黙のエクリプスシーズン2→SF。

Empire/成功の代償→ドラマ。